WordPressプラグインおすすめ – Google XML Sitemapsの設定と使い方(SEO対策)

Google XML Sitemapsのインストール・設定方法に関する解説動画

プラグイン名:Google XML Sitemaps

動画の前半では、Googleが検索順位を決定する仕組みやSEO対策について解説します。

前半の解説が少し長めのため、具体的なプラグインのインストールと設定手順については、7分37秒からご覧ください。

 

Google XML SitemapsとPS Auto Sitemap

Google XML SitemapsとPS Auto Sitemapは、どちらのプラグインも「サイトマップを自動作成する」点は同一です。

異なる点は、

PS Auto Sitemapで作成されるサイトマップは、

「サイト訪問者が閲覧するためのサイトマップ」

Google XML Sitemapsで作成されるサイトマップは

「検索エンジンに反映させるための『クローラー』(プログラム)のためのサイトマップ」

です。

端的には、PS Auto Sitemapは人間用Google XML Sitemapsは”クローラー”、つまりプログラム用のサイトマップを自動作成します。

 

Google XML SitemapsとSEO対策

Google XML Sitemapsは、SEO対策として推奨されます。

“SEO”という単語は聞き慣れない言葉かもしれません。しかしながらSEO対策はWEBビジネスではとても重要で、備えておくべき必須知識です。

これからWEBビジネスを始めると考えているのであれば、ぜひ最後までお読みください。

 

SEO対策とは

“SEO”は、

「Search Engine Optimization」

の略称です。直訳すると「検索エンジン最適化」です。

「検索エンジン最適化」とは、端的に言えばGoogleやYahoo!等の検索エンジンにおいて、サイトが検索結果で上位表示されるように対策することです。

知りたい情報を検索する場合、一般的には検索結果として上位表示された順番に、知りたい情報を確認します。

有益な情報をブログやサイトで提供しても、検索結果で上位に表示されなければ、情報を探している人にサイトが閲覧される可能性は低下します

そのため、適切なSEO対策により「検索エンジン最適化」を施すことで、サイトが検索結果で上位表示されることは、WEBビジネスの最重要事項です。

 

Google XML Sitemapsの役割

Google XML Sitemapsは、記事を公開または更新毎に、

検索エンジン用のサイトマップを自動作成し作成したサイトマップを検索エンジンに自動通知します。

この煩雑な作業を全自動で処理する優れたプラグインです。

このような作業が必要な理由を知るには、検索順位が決定される仕組みについて理解する必要があります。

 

検索結果における順位決定の仕組み

GoogleやYahoo!等の検索エンジンは、情報の検索者に対して最適な情報を提供することをミッションとしています。

そのために定期的に各サイトで提供されている情報をチェックし、検索エンジンが独自の判断基準で最適な情報を提供していると判断したサイトを、検索結果の上から順番に表示しています。

検索順位の決定方法は、WEBビジネスを展開する上で最重要事項と言っても過言ではありません。

 

サイトを巡回するクローラー

公開した記事は、その時点ではGoogleやYahoo!等の検索エンジンには認識されていません。

前述のように、“クローラー”は色々なサイトの情報を収集するようにプログラムされたロボットで、サイトマップやリンクを経由して定期的に巡回しています。

新規の記事投稿や更新を発見したクローラーは、それらの情報を検索エンジンのデータベースに転送します

 

インデックス

クローラーが転送した記事の情報は、GoogleやYahoo!等の検索エンジンを管理するデータベースに登録されます。

このように、検索エンジンのデータベースに登録されることを、“インデックスされる”と呼称しています。

 

検索順位の決定

検索エンジンのデータベースにインデックスされた記事情報は、ランキングエンジンと呼ばれる、検索エンジン独自の判断基準(アルゴリズム)により評価し、順位が決定されます。

 

クローラーの巡回経路

クローラーは定期的にサイトを巡回していますが、クローラーがサイトでチェックする経路は、サイトマップとリンクの2つのみです。

Google XML Sitemapsを導入すると、記事を公開または更新後、クローラーの巡回経路の1つである検索エンジン用のサイトマップを「自動」で作成し、作成したサイトマップを「自動」で検索エンジンに通知します。

Google XML Sitemapsは、クローラーに新規の公開記事や更新を即座に通知するだけでなく、サイトマップを作成することで、クローラーがサイトを正確に高効率巡回を支援します。

正確にサイトを巡回することで、データベースに正確な情報が伝わり、ランキングエンジンから最適に評価される確率が上がります。

その結果、サイトが検索結果で上位表示され、この一連の処理がSEO対策に繋がります。

 

Google XML Sitemapsのインストール

WordPressの管理画面のダッシュボードにログインして、左サイドバーから

「プラグイン」>「新規追加」

を選択します。

プラグインの追加画面を表示後、プラグインを検索するテキストボックスに、

Google XML Sitemaps

と入力します。

Google XML Sitemapの「今すぐインストール」をクリックします。

インストール完了後、「有効化」をクリックします。

以上でインストールは完了です。

 

Google XML Sitemapsの設定

次にGoogle XML Sitemapsを設定します。

管理画面のダッシュボードの左サイドバーから

「設定」>「XML Sitemaps」

を選択します。

 

サイトマップの内容を検索エンジンに通知

プラグインをインストールした時点では、サイトの内容は検索エンジンに通知されていません。

新規の記事を公開または更新すると通知されますが、一刻でも早くクローラーに認識してもらうために通知します。

通知方法は、XML Sitemapsの設定画面において「Notify Search Engines about your sitemap」と記載されている、

your sitemap”

をクリックします。

サイトマップが検索エンジンに通知されると、下の画像のように、正常に通知された旨が表示されます。

この設定により、新規の記事を公開または更新の度に、プラグインが自動でクローラーにサイトマップを作成し検索エンジンに通知します。そのため、今後は特に設定の必要はありません。

 

通知を更新

「通知を更新」の3つの項目に全てチェックされているか確認します(デフォルトで全てにチェックされています)。

この項目にチェックが入っていない場合、サイトマップが通知されません。よって全てのチェックボックスにチェックします。

 

高度な設定とAdditional Pages

“高度な設定”と”Additional Pages”は、設定する必要はありません。

 

投稿の優先順位

「投稿の優先順位」は、「優先順位を自動的に計算しない」を選択します。

デフォルトは「コメント数」です。

コメント数や平均コメント数を選択すると、コメント数で優先順位が決まります。

 

Sitemapコンテンツ

「WordPress標準コンテンツ」は、クローラーが優先的に巡回するページをチェックします。

デフォルトの設定で問題ありませんが、「カテゴリー」が分類されていれば「カテゴリー」まで含めることを推奨します。

“詳細なオプション”は、“最終更新時刻を含める”にチェックされている(デフォルトで入っています)ことを確認します。

 

Excluded Items

“含めないカテゴリー”では、“未分類”にチェックします。

“投稿(個別記事)を含めない”では、クローラーの巡回を回避したい投稿記事や固定ページがある場合には、こちらにIDを入力します。

記事や固定ページのID番号の確認方法は、こちらの記事の“除外記事”“記事のID番号の確認方法”をご参考ください。

 

Change Frequencies

クローラーの巡回頻度を設定することが可能です。

デフォルトで問題ありませんが、”投稿(個別記事)”は投稿頻度に合わせて「毎週」に変更してもOKです。

 

優先順位

デフォルトで問題ありません。

全て設定し、”設定を更新”をクリックします。

これで設定は完了です。

 

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