SEOの意味、SEO対策の基本について解説します。
SEO対策は、WEBビジネスにおける集客で大変重要です。動画を参考に理解していただければ嬉しいです。
SEO対策の基本に関する解説動画
SEO対策とは
SEOとは、
『Search Engine Optimization』
の略称で、日本語に翻訳すると”検索エンジン※最適化”になります。
※本記事では”Search Engine”で記述します。
嚙み砕いて言えば、グーグル(Google)やYahoo等のSearch Engineで、検索結果で上方表示を目指すための処置です。
つまり、検索結果で一番上に表示されれば、検索結果1位となります(広告を除く)。

Search Engineとは
Search Engineとは、インターネット上に存在する情報の検索機能です。
ブログ(以下、blog)数は世界の人口より多く存在すると言われて久しいですが、Search Engineがなければ、大多数のblogは訪問(アクセス)そのものが無いことになります。
その理由は、Search Engineが無い状況では、blogのURLを直接入力しなければ訪問されないからです。
Search Engineは、検索したキーワードをテキストボックスに入力するだけで、関連するblogに簡単にアクセスがすることが可能です。
現状でSearch Engineを用いたblogへの訪問経路は、ほぼ100%です。
日本で使用される主なSearch Engineは、グーグル、Yahoo等です。
Google検索ランキング別click率
ブログ・サイトへの訪問経路はほぼSearch Engineですが、リサーチ会社のInternet Marketing Ninjasによれば、blog click率は検索結果で上位に表示されるほど高いことを示しています。
2017年度の検索順位別click率は以下の通りです。
1位 | 21.12% |
2位 | 10.65% |
3位 | 7.57% |
4位以下 | ~5.0% |
クリック率21.12%は、つまり100人が同じワードで検索した際、約21人が検索結果1位のリンクをクリックすることを意味します。
そして検索順位から、click率は1位~3位で全体の約4割を占めます。
つまり、検索結果で上位に表示されないと、blogへ訪問する可能性は低くなります。素晴らしい内容の記事を書いても、検索結果の上位に表示されなければ、blogに訪問される可能性は殆どないことを意味します。
SEO対策
つまりSEO対策とは、検索結果で上位表示されてclick率が上がるようにblog訪問者を増やす対策です。
そしてWEBビジネスを展開する上で、多くの見込み客にblogへ訪問していただくための重要な対策です。
Search Engineの仕組み
検索結果で上位表示されるためにSearch Engineの仕組み理解しておくことは、とても重要です。
主要なSearch Engineであるグーグル(アルファベット社)は、”読者に役立つサイト”を検索結果の上位に表示します。
理由は明快です。
ユーザが知りたい情報を検索しても得られなければ、ユーザ離れが起きます。
グーグルの収入源の約9割は、検索結果の表示画面に掲載される広告費です。
広告収入は、多くの検索ユーザが広告を閲覧するからこそ成り立ちます。
そのためグーグルは広告収入を増やすために、知りたい情報を検索すると即座に見つかるSearch Engineに進化させています。
上記の理由から、グーグルは読者に役立つblogを検索結果の上位に表示します。
つまり読者に役立つ情報を提供するblog構築、これがSEO対策です。
検索ランキングが決定される仕組みについては、”検索結果の順位が決定される仕組み”も合わせてご参照ください。
検索ランキングで上位表示される読者に役立つblog
グーグルが読者に役立つ優良なblogと判断する基準は2つです。
- blogへの滞在時間が長い
- 1人当たりのPV(Page View)数が多い ※PV数=閲覧ページ数
有益な情報が多く掲載されていれば、自ずとblogの閲覧時間は長くなり、有益な情報が複数のページにあれば、1人当たりの閲覧ページ数が増加します。
SEO対策の方法 – 内部対策
SEO対策の方法は、blog訪問者の滞在時間が長く、1人当たりのPV数が増えるblogを作成することです。
blogでの内部対策と、blogの外から被リンクされる外部対策、2つの方法があります。
SEOの具体的な内部対策は以下の通りです。
1. 高品質・オリジナリティに溢れる記事を書く
高品質でオリジナリティに溢れる記事を作成することは、SEO対策の鉄則です。
そのため下記の傾向が散見されるblogにはペナルティが課され、検索ランキング圏外として扱われ、blogの訪問が無くなる恐れがあります。
- 他のblogを単にコピペしただけの、オリジナリティが皆無な記事
- 記事数を稼ぐための短く質の低い記事
- 訪問数を増やすための、タイトルとは無関係の記事
2. 画像や動画の活用
知りたい情報が掲載されているblogでも、文字のみ書かれたblogでは読む気が失せて、ユーザはblogから離れていきます。
画像や動画をフルに活用して、読み易い記事を作成することが重要です。
特に動画は記事の中に組み込むだけで、再生中はページに滞在するため、ブログ訪問者の滞在時間の増大に貢献します。
3. 関連記事のリンクを貼る
記事内に関連記事のリンクを貼ると、検索結果で表示された記事と合わせて、関連記事も閲覧する可能性が高まります。
関連記事のリンクを記事内に貼れば、1人当たりのPV数も増え、結果としてblog訪問者の滞在時間の増加に繋がります。
4. 人気記事ランキングの設置
例えば人気記事順位をサイドバーに設置することで、blog訪問者は人気記事順位に表示された記事にも興味を持ち、閲覧する可能性が高まります。
これで一人当たりのPV数も増え、結果としてblog訪問者の滞在時間をの増加に繋がります。
5. sitemapの作成
sitemapを作成して、blog訪問者が知りたい情報を即座に閲覧できるようにしておくことも、大切な対策です。
6. 記事を毎日更新する
記事の更新は、常に新しい情報を発信し新鮮な情報を届けている何よりの証です。記事が毎日更新されている場合、読者に役立つblogと評価されます。
SEO対策の方法 – 外部対策
SEOの具体的な外部対策は以下の通りです。
1. 外部サイトからの被リンク
被リンクとは、他のblogに貼られたリンクを意味します。
被リンクの存在により、blogには読者に役立つ情報が掲載されているからと判断するため、被リンクで検索順位も上昇します。
但し、被リンクが目的で低品質のblogを作成し被リンクするような行為にはグーグルからペナルティが課され、検索結果の圏外として扱われ訪問されません。
被リンクとPR(ページランク)
グーグルは信頼の指標として、全サイトにPR(ページランク)を設けています。
既に読者に役立つ情報を提供する、信頼されているblogから被リンクをもらうことが、SEO対策上有効と認識されています。
具体的には、PRの低い100のblogよりも、PRが高い1つのblogの被リンクのほうが、SEO対策として効果的です。
2. SNSによる拡散
TwitterやFacebook等のSNSによる拡散で、検索順位が上昇すると認識されています。
SNSでの拡散は、ソーシャルシグナル(グーグルの別の指標)で判断されるため、検索ランキングの上昇に効果的です。
3. ソーシャルブックマークサービスの利用
はてなブックマーク等、ソーシャルブックマークによる被リンクも、検索順位を上昇させることが可能です。
SEO対策は、WEBビジネスの集客対策としてblogへの訪問数を増やすために必要です。動画や上述を参考に、是非取り組んでみてください。
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